SEO対策~検索ロボット(クローラー)の制御

1.robots.txtとは

Googleなどの検索サイトロボット(クローラー)に、ファイルやディレクトリにアクセスしていいかどうか(インデックスしてもいいかどうか、検索結果に表示していいかどうか)を制御するためのファイルです。クローラーは、ドキュメントルートディレクトリ直下に、robots.txtを探しに行って、あればその指示に従う(はず)です。

2.robots.txtの記述例

記述内容は難しくありません。次のようなものです。

(例1)すべてのクローラーに、すべてのディレクトリ、すべてのファイルへのアクセスを拒否する場合(完全拒否)

User-Agent: * Disallow: /

(例2)すべてのクローラーに、すべてのディレクトリ、すべてのファイルへのアクセスを許可する場合

User-Agent: * Allow: /

(例3)すべてのクローラーに、/wordpress/にはアクセスして欲しくない場合

User-Agent: * Disallow: /wordpress/

(例4)Googleのクローラーだけ、すべてのディレクトリ、すべてのファイルへのアクセスを拒否する場合

User-Agent: Googlebot Disallow: /

※Googleウェブマスターツールのヘルプを参照して、robots.txt生成機能を利用するのもよろしいかと思います。

mod_pagespeedをやめて、mod_cache、mod_disk_cacheに戻した

Apache HTTP Serverの「高速化」の目的で導入してみたGoogle codeの mod_pagespeed ですが、どうもメモリを食うということが分かってきました。感覚的に、平均500MB程度消費が増えていると判断しています。

恐らくそれが原因でしょうが、逆にWebを含めたサーバのパフォーマンスが悪化するケースが頻発するようになりました。

単純な検証ではありますが、mod_pagespeed を外し、mod_cache に戻すとメモリ使用量の推移とその変化に伴うパフォーマンス悪化が劇的な位に無くなります。 別に、これをもって mod_pagespeed を悪評価するつもりではありませんが、私の環境(WordPressによる動的HTML作成)には不相応だったのかも知れません。

ということで、 mod_pagespeed をやめて、元の mod_cache、mod_disk_cacheの戻しました。

SEO対策~HTMLヘッダー部の最適化

私が施したSEO対策の1番目は、HTMLそのもののヘッダー部の最適化です。

ヘッダー部とは~の部分で、その後にボディ部~が続くというのが、HTMLの基本的な構成です。

ヘッダー部はブラウザ上に表示されるわけではありませんが、タイトル、キーワード、ディスクリプション、タグで言うとtitleタグとmetaタグ(ここにキーワードとディスクリプションが入るタグ)という、SEO対策にとって重要なデータが記述できることになっています。ここをいい加減にしておくことはSEO対策としてももちろんのこと、Webページとしても良くないことだと言えそうです。

ということで、HTMLヘッダー部に関して、次の対策(最適化)を行いました。

HTMLヘッダー部(~)の最適化

1.タイトル <title>○○○</title>

・コンテンツを的確に表現した文言にする。 ・サイト内の各ページでそれぞれに固有のタイトルを付ける。

2.キーワード <meta name=”keywords” content=”□□□”/>

どうも、あまりSEO対策効果は期待できないとの情報もあり、少数精鋭で行くことにしました。 ・コンテンツを的確に代表する単語を選ぶ。 ・キーワードは2~3個程度にする。

3.ディスクリプション <meta name=”description” content=”○○○”/>

コンテンツの要約と考えています。Keywordsに使用した単語をより前の方で使用すると良いようです。私は次のようにしてみました。 ・100文字程度を目安にする。 ・キーワードに指定した単語を前の方に記述する。

※上記の○○○は、Googleの検索結果に表示される(タイトルと、スニペットとしてディスクリプションが表示される)ようですので、魅力的な文言、文章にするときっといい効果があると思います。

※ちなみに、WordPressを使用している場合には、これらの設定にWordPressプラグイン『All in One SEO Pack』や『SEO Ultimate』を使用すると分かりやすく、簡単、便利です。私は、はじめは『All in One SEO Pack』を使用していましたが、投稿、ページそれぞれにkeyswordsやdescriptionの個別指定を視覚的にも分かりやすく実施、管理できる点を重視して、今は『SEO Ultimate』を使用しています。

SEO対策~はじめに

SEO対策を軽くやってみました。 そうは言っても、検索上位を狙おうとか大それたことは考えていません。まだ、始めたばかりでコンテンツも充実していませんので。

まず、それなりに知識が必要なので、『グーグル1位をキープする超実践SEOテクニック』(ある著・コミュニケーションカンパニー編・インプレスジャパン発行)を通読しました。

著者が携帯サイトを運営していて、検索1位を維持している著者なりの考えやノウハウをまとめたものとのことです。携帯サイトのSEO対策に端を発する内容ですが、基本的な部分はPCサイトにも当てはまりますし、SEO対策の基本を押さえながら、携帯サイトについては具体的にどうするのかを解説する格好ですので、SEO対策を考えている方には一読をお薦めします。

前書およびネット上の皆様の貴重な情報をいろいろと参照した結果、いくつかの対策を施してみました。

ちなみに、ネット情報としては、Googleウェブマスターツールのヘルプが大変参考になりました。そこのヘルプリリースにある『検索エンジン最適化(検索エンジン最適化スターターガイド』(PDF)には必ず目を通すべきです。 また、同じくGoogleが公開している『Google 検索エンジン最適化 (SEO) レポートカード』(PDF)も参照すると、具体的に何がどうなっていたらいいのかが良く分かると思います。

SEO対策を施した結果、どうなっていくか分かりませんが、ホームページ運営者としてやるべきことはやった感じです。

具体的な対策は順次掲載しますので、カテゴリ「SEO対策」もしくはタグ「SEO」で参照してください。