MySQL 5.5.x のパラメータ設定一覧コマンド

MySQL 5.5.x のサーバパラメータ(オプションなど)の設定を一覧するためのコマンドは下記の通りです。

[root ~]# /usr/libexec/mysqld –verbose –help

このコマンドは、すべてのmysqldオプションと設定可能なシステム変数の一覧を表示してくれます。表示された内容には、デフォルトの変数の値が含まれていますので、my.cnf で設定していないオプションの設定を確認するために便利です。

実行結果は、数百行に達するので省略します。

MySQL 5.5.x の my.cnf の種類と読み込み順

MySQL 5.5.x の起動オプション設定ファイル(オプションファイルもしくはコンフィギュレーションファイルと呼ばれています)として my.cnf がありますが、ここでは、その種類と目的、起動時の読み込み順を整理しておきたいと思います。

内容は、MySQL 5.5 のリファレンスマニュアル( http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/option-files.html )に基づいていますので、そちらも参照してください。

読み込み順 オプションファイル(コンフィギュレーションファイル) 目的 1番目 /etc/my.cnf グローバルオプションの設定 2番目 /etc/mysql/my.cnf グローバルオプションの設定 3番目 SYSCONFDIR※1/etc/my.cnf グローバルオプションの設定 4番目 $MYSQL_HOME※2/my.cnf サーバ固有オプションの設定 5番目 $HOME※3/.my.cnf ユーザ固有オプションの設定

※1 SYSCONFDIR・・・MySQLがビルドされたときのcmakeのSYSCONFDIRオプションで指定したディレクトリ

※2 MYSQL_HOME・・・サーバー固有のmy.cnfファイルが存在するディレクトリへのパスを含む環境変数

※3 $HOME・・・現在のユーザのホームディレクトリ

rpmコマンドオプション

yumと並んでよく使うrpmコマンド。いくつかの便利なrpmコマンドオプションを簡単にまとめておきます。

パッケージの情報の表示

[root ~]# rpm -qpi パッケージファイル名

パッケージに含まれるファイルの表示

[root ~]# rpm -qpl パッケージファイル名

パッケージに含まれる設定ファイルの表示

[root ~]# rpm -qpc パッケージファイル名

パッケージの依存関係の表示

[root ~]# rpm -qpR パッケージファイル名

パッケージの更新内容の表示

[root ~]# rpm -qp –changelog パッケージファイル名