PHPの利用可能メモリを制限する

PHPには、利用可能メモリの設定というのがあります。PHPのアプリケーションプログラムが無制限に多くのメモリを消費してしまうことを防ぐためです。

php.iniのmemory-limitパラメータで指定されています。デフォルトでは128Mバイトです。

これを少なく設定した方が、プログラムの不具合などによりメモリが大量に消費し始めた際に、よりその影響が小さい段階で制限値に達し、プログラムは強制終了させられるようになります。

参考として、次のようなデフォルト値以下で運用していくことも検討してみてください。

memory-limit = 16M ~ memory-limit = 128M

ServersMan@VPSが利用可能メモリを増強

ServersMan@VPSの7月度のアップデートで、待ち望んでいた、利用可能メモリの増強が実施されました。

増強の結果、プラン毎の利用可能メモリ容量は次のように発表されています。 ちなみに、保証メモリ容量は変更ありません。

プラン 利用可能メモリ容量 保証メモリ容量 Entry 1GB 256MB Standard 2GB 512MB Pro 4GB 1GB

早速、確認してみたところ、次の通り増強されていました。

[root ~]# free total used free shared buffers cached Mem: 2097152 1172052 925100 0 0 0 -/+ buffers/cache: 1172052 925100 Swap: 0 0 0

ServerMan@VPS Standardプラン~物理メモリ

CPU構成に続き、今度はメモリの情報です。 保証はあくまでも512MBですが、投稿時点では最大その3倍、1.5GBまで使用できることになっています。 ちなみに、swapは提供されていません。その分、物理メモリをサービスしてくれているのだと思いますが、やはりswapは欲しいというのが正直なところです。物理メモリがせめて4GBあれば、だいたいのソフトを稼働させても個人用途では足りると思いますが…

[root ~]# free total used free shared buffers cached Mem: 1572864 759864 813000 0 0 0 -/+ buffers/cache: 759864 813000 Swap: 0 0 0