Linuxのカーネルアクセス保護のためのモジュールであるSELinuxを無効化するための方法をまとめておきます。 なお、ここでは CentOS 5.7 での実行結果に基づいています。
1.SELinuxの無効化
有効である場合には、次のように「Enforcing」と表示されます。
[root ~]# getenforce Enforcing
次のコマンド実行でSELinuxを無効化します。
[root ~]# setenforce 0
無効化の結果を確認します。無効化されていれば、次のように「Permissive」と表示されます。
[root ~]# getenforce Permissive 2.SELinuxの恒久的無効化
再起動した際にも継続して恒久的にSELinuxを無効化するために、次のように /etc/sysconfig/selinux を編集します。
[root ~]# vim /etc/sysconfig/selinux SELINUX=enforcing ↓ SELINUX=disabled