ダウンロードファイルのmd5ハッシュ値を確認する

wgetでパッケージファイルをダウンロードをしてきた後に、そのファイルの真偽をチェックするために、md5(128bit)ハッシュ値を確認する必要が出てきます。 その確認には、次のようにチェックサムコマンドを実行します。

[root ~]# md5sum ファイル名 md5ハッシュ値 ファイル名

表示されたmd5ハッシュ値を、公開されているハッシュ値と目視比較して、一致していれば真の正しいファイルと判断します。

なお、OpenSSLコマンドでも次のように実行することで同様の結果が得られます。

[root ~]# openssl md5 ファイル名 MD5(ファイル名)= md5ハッシュ値

MySQL 5.5.20 へのバージョンアップ( 5.5.19 ⇒ 5.5.20)

MySQL 5.5.20 が2012年1月10日にリリースされました。 早速、アップデートしましたので、記録として手順を掲載しておきます。 ちなみに、アップデートに使用したRPMパッケージがリリースされたのは2012年1月12日です。

なお、変更点については下記を参照してください。

http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/news-5-5-20.html 1.新しいパッケージファイルのダウンロード [root ~]# wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/mysql-5.5.20-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/mysql-libs-5.5.20-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/mysql-server-5.5.20-1.el5.remi.i386.rpm 2.MySQLのシャットダウン [root ~]# service mysqld stop mysqld を停止中: [ OK ] 3.新しいパッケージファイルのインストール [root ~]# yum update mysql-5.5.20-1.el5.remi.i386.rpm mysql-libs-5.5.20-1.el5.remi.i386.rpm mysql-server-5.5.20-1.el5.remi.i386.rpm (略) Updated: mysql.i386 0:5.5.20-1.el5.remi mysql-libs.i386 0:5.5.20-1.el5.remi mysql-server.i386 0:5.5.20-1.el5.remi Complete! 4.MySQLのスタートアップ [root ~]# service mysqld start mysqld を起動中: [ OK ] 5.MySQLのバージョン確認 [root 続きを読む »

PHP 5.3.9へのアップデート(5.3.8 ⇒ 5.3.9)

PHP 5.3.9 がリリースされました。 セキュリティ関連も含めて、90以上のバグフィックスが行われたようです。 詳しくは『PHP 5.3.9 Released!』をご覧ください。

1.新しいパッケージファイルのダウンロード

当サイトの環境でインストールしているPHPのパッケージは次の通りです。

php php-cli php-common php-devel php-eaccelerator php-mbstring php-mysql php-pdo

これらのアップデートパッケージをすべてダウンロードしてきます。

[root ~]# wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-cli-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-common-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-devel-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-eaccelerator-0.9.6.1-10.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-mbstring-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-mysql-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/php-pdo-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm 2.新しいパッケージファイルのインストール [root ~]# yum update php-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm php-cli-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm php-common-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm php-devel-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm php-eaccelerator-0.9.6.1-10.el5.remi.i386.rpm php-mbstring-5.3.9-1.el5.remi .i386.rpm php-mysql-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm php-pdo-5.3.9-1.el5.remi.i386.rpm (略) Updating : php-common 1/16 Updating : php-cli 2/16 Updating : php 続きを読む »

iptables の設定を確認する

/etc/iptablesを設定し、iptablesを再起動した後で、設定の反映状態を確認するためには、次のコマンドを実行します。

コマンド/オプション 機能の説明 iptables -L iptablesの設定を詳細表示する(IPアドレスを名前解決してホスト名で表示する) iptables -L -n iptablesの設定を詳細表示する(IPアドレスを名前解決しないで表示する)

WordPress でパーマリンクを使う

WordPressでパーマリンクを使用するためには、httpd側での設定が必要になります。

mod_rewriteモジュールのロード AllowOverrideの設定変更 1.mod_rewriteモジュールのロード

httpd.confの設定を変更します。 mod_rewriteがロードされるように設定されていない場合には、コメントアウトを外して、ロードされるように変更します。

#LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so ↓ LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so 2.AllowOverrideの設定変更

これについても、同じくhttpd.confの設定を変更します。 WordPressのDirectoryの設定を変更します。

AllowOverride All あるいは AllowOverride FileInfo 3.httpdの再起動 [root ~]# service httpd restart httpd を停止中: [ OK ] httpd を起動中: [ OK ]

これらの設定の結果、WordPressのインストールディレクトリ直下に存在する.htaccessファイルに自動的に下記のような記述が行われます。ただし、.htaccessファイルにhttpdプロセスユーザの書き込み権限が設定されている必要があります。

———- # BEGIN WordPress RewriteEngine On RewriteBase / RewriteRule ^index\.php$ – [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} 続きを読む »