logrotateのテスト方法

logrotateの設定を、

/etc/logrotate.conf /etc/logrotate.d/に置かれたファイル

にした後に、意図したとおりにログローテーションするかをテストします。

logrotateは、実際はcrondによって、定められたタイミングで実行されるわけですが、今すぐに実行できないといけませんし、crondの設定を変更したくありません。 また、実際にはローテーションされないようにする必要もあります。

こういうときには、次のようにlogrotateコマンドを実行します。logrotate.confを指定すればlogrotate設定全体のテスト、dovecotなどの個別設定を指定すれば個別設定のテストを実行できます。

[root ~]# logrotate -dv /etc/logrotate.conf [root ~]# logrotate -dv /etc/logrotate.d/dovecot

実行結果は、ローテーションする場合とローテーションしない場合の2通りを示しておきます。 なお、/etc/logrotate.d/dovecot の内容は次の通りです。

# dovecot SIGUSR1: Re-opens the log files. /var/log/dovecot.log { missingok notifempty size 50k postrotate /bin/kill -USR1 `cat /var/run/dovecot/master.pid 2>/dev/null` 2> /dev/null || true endscript }

サイズが設定値に達していないので、ローテーションしない場合 [root ~]# logrotate -dv /etc/logrotate.d/dovecot reading 続きを読む »

logrotateの設定パラメータ

logrotateのファイル毎のローテーション方式は、

/etc/logrotate.conf /etc/logrotate.d/に置かれたファイル

に設定されますが、そこで使用するパラメータを整理しておきます。

パラメータ 機能の説明 missingok 指定のログファイルが存在しない場合でもエラーにしないで、次のログファイルの処理へ移る。 dailyweeklymonthlyyearly それぞれ、日次、週次、月次、年次でローテーションを行う。 notifempty 指定のログファイルが空の場合にはローテーションを行わない。 size サイズ(K/M) 指定したログファイルが指定したサイズより大きい場合にローテーションを行う。 compress ローテーションしたログファイルをgzipで圧縮する。 rotate ローテーションしたファイルを保持する世代数。 create [パーミッション] [ユーザ] [グループ] ローテーションの後に、新規のログファイルを作成する。 dateext ローテーションしたファイルの末尾に日付を付ける。 prerotate~スクリプト~endscript ローテーション条件に合致したログファイルがあった場合に、ログファイル毎に、ローテーションの前に実行するスクリプト。 postrotate~スクリプト~endscript ローテーション条件に合致したログファイルがあった場合に、ログファイル毎に、ローテーションの後に実行するスクリプト。 sharedscripts ローテーション条件に合致したログファイルがあった場合に実行するprerotate、postrotateで指定するスクリプトを、1回だけ実行するようにする。

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Dovecotのログをローテーションする

Dovecotの設定の中に次のようなログファイルの設定があります。ファイル名をdovecot.logとした場合の例です。

log_path = /var/log/dovecot.log

このログは、Dovecotをインストール・設定しただけではローテーションされません。 そこで、次のように/etc/logrotate.d/dovecotを作成して、ローテーションが行われるように設定するといいでしょう。

[root ~]# vim /etc/logrotate.d/dovecot # dovecot SIGUSR1: Re-opens the log files. /var/log/dovecot.log { missingok notifempty size 50k postrotate /bin/kill -USR1 `cat /var/run/dovecot/master.pid 2>/dev/null` 2> /dev/null || true endscript }

なお、この設定はDovecotのWiki『Logging – Dovecot Wiki』を参考にしています。

PHPの利用可能メモリを制限する

PHPには、利用可能メモリの設定というのがあります。PHPのアプリケーションプログラムが無制限に多くのメモリを消費してしまうことを防ぐためです。

php.iniのmemory-limitパラメータで指定されています。デフォルトでは128Mバイトです。

これを少なく設定した方が、プログラムの不具合などによりメモリが大量に消費し始めた際に、よりその影響が小さい段階で制限値に達し、プログラムは強制終了させられるようになります。

参考として、次のようなデフォルト値以下で運用していくことも検討してみてください。

memory-limit = 16M ~ memory-limit = 128M

PHP のパフォーマンスチューニング

LAMP環境(Linux-Apache httpd-MySQL-PHP)におけるWebアプリケーションのパフォーマンスチューニングにおいて、ここではPHPに関するポイントを整理しておきたいと思います。 なお、記事投稿時点でのPHPは、バージョン5.3.9です。

1.実行コードキャッシュ

コンパイル言語ではなくインタープリター言語であるPHPでは、同じコードの構文解析・コンパイルを繰り返さないことがパフォーマンス上の重要なポイントです。

そこで、構文解析・コンパイル後のコード(実行コード)をキャッシュすることで、同じコードを使用する二度目以降のリクエストについては、キャッシュされた実行コードを使用することができるようになります。

そのような実行コードのキャッシュ機能は、

eAccelerator APC(Alternative PHP Cache)

を利用することで実現できます。

eAcceleratorについては『PHP~パフォーマンス向上策』『PHP~パフォーマンス向上策(続報)』をご覧ください。

2.PHPの設定

下表のように、php.iniのパラメータのいくつかを適切に設定することが重要です。

phpiniの変更後は、httpdを再起動もしくは設定再読込をして、設定を反映させる必要があります。

php.iniパラメータ 設定の説明 設定例 register_globals 無効にする。 register_globals = Off magic_quotes_gpc 無効にする。 magic_quotes_gpc = Off magic_quotes_runtime 無効にする。 magic_quotes_runtime = Off magic_quotes_sybase 無効にする。 magic_quotes_sybase = Off always_populate_raw_post_data 無効にする。 always_populate_raw_post_data = Off output_buffering 有効にする。推奨設定値は4096バイトとなっています。 output_buffering = 4096(単位:バイト) realpath_cache_size 必要に応じて設定する。PHPがオープンするファイル数が多い場合には、この値を増やすとファイル操作のパフォーマンス向上の効果が期待できます。 realpath_cache_size = 16k(単位:バイト) 続きを読む »