proxy_ajp.confを設定する際の注意点

リバースプロキシを使用する際の、proxy_ajp.conf の設定方法をまとめておきます。ProxyPass と ProxyPassReverse について注意点を説明します。

1.1つめのポイントは、「リバースプロキシしたくないURLパスの指示の仕方」。下記のように、パスを指定して、”!”を記述する。

ProxyPass /server-status !

2.2つめのポイントは、「ファイルの上の行からアクセスURLパスが当てはまるか見ていき、当てはまったら、その行での指示に従って動作する」ということ。
下記(例1)のように記述すると、例えば http://www.goofoo.jp/server-status にアクセスしたときにもバックエンドサーバにリバースプロキシされてしまう(先に、/ に当てはまってしまうから)。

(例1)

ProxyPass / ajp://localhost:8009/
ProxyPassReverse / ajp://localhost:8009/
ProxyPass /server-status !
ProxyPass /server-info !

要するに、記述する「順番」が大事。

/server-status や /server-info へのアクセスはバックエンドサーバにリバースプロキシせずに、フロントエンドのhttpサーバで処理したい場合には下記(例2)のように記述する。

(例2)

ProxyPass /server-status !
ProxyPass /server-info !
ProxyPass / ajp://localhost:8009/
ProxyPassReverse / ajp://localhost:8009/

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