Redmine のアップグレード全手順(1.2.3 → 2.2.2) その2

投稿「Redmine のアップグレード全手順(1.2.3 → 2.2.2) その1」からの続きです。

2.5.セッション管理用秘密鍵の作成

改めて、rmagick のインストールを実行してみます。

[root ~]# gem install rmagick -v 2.0.0 Building native extensions. This could take a while… ERROR: Error installing rmagick: ERROR: Failed to build gem native extension. /usr/local/bin/ruby extconf.rb checking for Ruby version >= 1.8.2… yes checking for Magick-config… yes checking for ImageMagick version >= 6.3.0… no Can’t 続きを読む »

Redmine のアップグレード全手順(1.2.3 → 2.2.2) その1

これまで旧バージョンを使用していましたが、2013年1月21日にリリースされた最新版 Redmine 2.2.2 にアップグレードしました。

アップグレードは、「旧バージョンからのアップグレード手順」(Redmine.JP)にしたがって進めました。ここではその全手順を紹介します。

1.バックアップ 1.1.filesディレクトリのバックアップ

ここでは、Redmine のホームディレクトリを丸ごとコピーしてしまいます。

[root ~]# cd /var/lib [root ~]# mv ./redmine ./redmine.bak 1.2.MySQLデータベースのバックアップ

MySQL のコマンドを使用して、バックアップを取ります。データベース名に redmine を指定します。

[root ~]# mysqldump -u root redmine | gzip > /root/backup/mysqldump/mysql dump_redmine_`date +%Y%m%d%H%M`.sql.gz 2.アップグレードの実行(tar.gzをダウンロードする場合) 2.1.Redmineのダウンロードと展開

任意のディレクトリで、Redmineのtarballを新しいディレクトリに展開します。 ここでは、現行の redmineディレクトリ を redmine.bakディレクトリに名称変更して保存しておくことにします。

[root ~]# wget http://rubyforge.org/frs/download.php/76722/redmine-2.2.2.tar.gz [root ~]# tar xvfz redmine-2.2.2.tar.gz [root ~]# mv /var/lib/redmine 続きを読む »

Redmineの標準テーマを見やすくする

Redmineの標準テーマは大変にすっきりしていて、クセがなく、気に入っているのですが、日本語環境でRedmineの画面を見やすくすることを目的としたRedmine用テーマ「farend basic」というものがあります。

「farend basic」に関して詳しいことは『日本語環境で読みやすいRedmine用テーマ「farend basic」公開 | Redmine.JP Blog』をご覧ください。

Redmine 1.2.3 に「farend basic」をインストールしてみました。

結果、次の点がこのテーマの特長と謳っているだけに、フォントが読みやすく、チケットの優先度も分かりやすくなりました。

フォント・・・メイリオフォントで表示されるようになる チケット一覧表示・・・チケットの優先度により色分けされて表示される

なお、インストール方法は、上記リンク先サイトに掲載されていますので、ここでは記述しません。

Redmine のアップデート(1.2.0 → 1.2.3)

Redmine 1.2.0 を 1.2.3 にマイナーアップデートする場合の手順を整理しておきます。 Redmine 1.2.x では、Ruby, Rails, Rack の対応バージョンに変更はありませんので、実施事項は次の通りです。

Redmineの本体ディレクトリを置き換える 現行の database.yml をコピーする アップデート手順 [root ~]# mv /var/lib/redmine /var/lib/redmine.bak [root ~]# wget http://rubyforge.org/frs/download.php/75593/redmine-1.2.3.tar.gz [root ~]# tar xvfz redmine-1.2.3.tar.gz [root ~]# chown root:root redmine [root ~]# mv redmine-1.2.3 /var/lib/redmine [root ~]# chown root:root /var/lib/redmine [root ~]# chown -R httpd実行ユーザ:httpd実行グループ /var/lib/redmine/* [root ~]# cp -p 続きを読む »

Redmine 1.2 のセットアップ全手順

サイトのテーマとは少し外れますが、Redmine 1.2のセットアップを行いましたので、その手順をそのまま掲載します。

ただし、標準出力に表示されたものをすべて掲載すると大変に長くなります。複数に分割掲載してもいいのですが、それよりも手順とポイントだけに整理して掲載することにしました。

Redmineとは、プロジェクト管理、特にシステム開発プロジェクトでの様々な作業や情報を管理を一元的に管理することにより、プロジェクトの生産性を向上し、効率的なプロジェクト管理を実現するためのオープンソースソフトウェアです。主に、システム開発プロジェクトに利用されることが多いようですが、一般のプロジェクトにももちろん利用できます。

詳しくは下記の各サイトをご覧ください。

Redmine.JP http://redmine.jp/

1.Rubyのインストール [root ~]# yum groupinstall “開発ツール” [root ~]# yum install zlib-devel [root ~]# yum install openssl-devel [root ~]# mkdir ruby [root ~]# cd ruby [root ~]# wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.8/ruby-1.8.7-p334.tar.gz [root ~]# tar xzvf ruby-1.8.7-p334.tar.gz [root ~]# cd ruby-1.8.7-p334 [root ~]# ./configure [root ~]# make ・・・ここで数多くの「警告」が出ると思いますが、気にしなくて大丈夫です。 [root ~]# make install 続きを読む »