ssh用のRSAキーの作成方法

ssh用のRSAキーを作成する方法をまとめておきます。

ここでは、あえてアクセス先のサーバ上で作成する方法を紹介しますが、本来は、ssh クライアント側で作成するのが最善です。 ※サーバ上で作成すると、秘密鍵の移動が発生しますので、そこで漏洩などということも考えられるわけです。

CentOS 上でのRSAキーの作成は下記のようにします。

[root ~]# cd /root/.ssh [root ~]# ssh-keygen -t rsa Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/root/.ssh/id_rsa): ←そのままENTER Enter passphrase (empty for no passphrase): ←そのままENTER Enter same passphrase again: ←そのままENTER Your identification has been saved in /root/.ssh/id_rsa. Your public key has been saved 続きを読む »

無料のSSLサーバ証明書発行サイト

SSLサーバ証明書というと、どうしてもベリサインなどの有料のものを考えてしまいがちですが、無料でサーバ証明書を発行してくれるサイトもあります。 そんな中の典型的なサイトが、

『CAcert』

だと思います。

CAcertを利用して、サーバ証明書を取得する手順を紹介しますが、注意点があります。

★証明する対象のフルドメイン(例えば、www.goofoo.jp)の有効な管理者Eメールアドレスが必要になります。手順の最後に下記の中から選択するように言われます。

root@www.goofoo.jp hostmaster@www.goofoo.jp postmaster@www.goofoo.jp admin@www.goofoo.jp webmaster@www.goofoo.jp

さて、それでは実際の手順に行きます。

1.参加(Join)

まずTOPページ右サイドバー上部にある「参加」(英語表記では「Join」)をクリックして、”本人登録”を行う必要があります。 姓名はローマ字にした方が文字化けしなくて済みます。 ここで、メールアドレスには自分が通常利用するEメールアドレスを入力してください。CAcertから登録や変更の通知メールが届きます。証明対象の管理者Eメールアドレスでする必要はないようです。単にログインIDとしてのものです。

2.ログイン

TOPページ右サイドバーの「パスワードログイン」から入って、”本人登録”したメールアドレスとパスフレーズを指定してログインします。

3.サーバ証明書の新規作成

ログイン後のページの右サイドバーで[サーバ証明書]→[新規作成]をクリックします。

4.CSR内容入力

表示された画面の下部の大きなテキストボックスに、CSR(作成については別記事を参照)の内容をコピー&ペーストします。

5.新規作成実行

[送信]ボタンをクリックします。

6.管理者Eメールアドレス選択

管理者のメールアドレスを”選べ”という画面に移ります。 これが、先ほどの注意事項に記述したドメイン管理者Eメールアドレスです。

7.サーバ証明書コピー

管理者Eメールアドレスの有効性が確認されると、サーバ証明書の内容が画面に表示されます。それをコピーして、server.crt などのファイルにペーストして保存すれば完了です。

※ちなみに、『CAcert』はFirefoxでは通常は文字化けすると思いますので、文字エンコーディングをEUC-JPに設定してみてください。また、IE8では日本語表示ができず、英語にしかならないようです。