MySQL 5.5.18 へのバージョンアップ( 5.5.17 ⇒ 5.5.18)

MySQL 5.5.18 が2011年11月16日にリリースされましたので、バージョンアップを行いました。 ちなみに、RPMパッケージがリリースされたのは2011年11月21日です。

なお、変更点については下記を参照してください。

http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/news-5-5-18.html 1.新しいパッケージファイルのダウンロード [root ~]# wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/mysql-5.5.18-1.el5.remi.i386.rpm [root ~]# wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/mysql-libs-5.5.18-1.el5.remi.i386.rpm [root ~]# wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/5/remi/i386/mysql-server-5.5.18-1.el5.remi.i386.rpm 2.MySQLのシャットダウン [root ~]# service mysqld stop mysqld を停止中: [ OK ] 3.新しいパッケージファイルのインストール [root ~]# yum update mysql-5.5.18-1.el5.remi.i386.rpm mysql-libs-5.5.18-1.el5.remi.i386.rpm mysql-server-5.5.18-1.el5.remi.i386.rpm Loaded plugins: fastestmirror, priorities Loading mirror speeds from cached hostfile * base: rsync.atworks.co.jp * epel: ftp.kddilabs.jp 続きを読む »

iptables のパケットフィルタリング設定の記述先ファイル

Linux におけるファイアウォールとして使われる iptables のパケットフィルタリング設定は下記ファイルに記述します。

/etc/sysconfig/iptables /etc/sysconfig/ip6tables

なお、iptables の動作設定は下記ファイルに記述されています。

/etc/sysconfig/iptables-config /etc/sysconfig/ip6tables-config

Apache httpd の停止方法

Webサービスを停止する場合には、実行中のリクエストの処理をどう扱うかを考えた上で、適切な方法を採らなくてはなりません。扱いの考え方には次の2通しがあります。

実行中のリクエストの処理を中止して、即時停止する。 実行中のリクエストの処理が完了するのを待ってから停止する。

ここでは、それぞれの場合に、Apache httpd ではどのような方法を採るのかを整理しておきます。

実行コマンドは次の2通りです。それぞれにオプションがありますが、どちらのコマンドでも同じ処理を行います。

httpd -k オプション apachectl -k オプション

オプションは次の2通りです。

1.stop

httpd プロセスにTERMシグナル(SIGTERM)を送って、プロセスを即終了します。 処理中のリクエストはすべて中止して、すべての子プロセスを終了してから、親プロセスも終了します。

2.graceful-stop

httpd プロセスにWINCHシグナル(SIGWINCH)を送って、子プロセスを終了します。 ただし、子プロセスは実行中のリクエストの処理が完了してから終了します。親プロセスは、すべての子プロセスが終了したあとに終了します。

実行中のリクエスト処理の扱いと適切な停止コマンドオプション

実行中のリクエスト処理の扱いの違いによる実行コマンドオプションの対応を下表に整理します。

実行中のリクエスト処理の扱い 実行コマンドオプション 実行中のリクエストの処理を中止して、即時停止する。 httpd -k stopapachectl -k stop 実行中のリクエストの処理が完了するのを待ってから停止する。 httpd -k graceful-stopapachectl -k graceful-stop

php のバージョン確認

php のバージョンを確認するには次のようにコマンドを実行します。

[root ~]# php -v PHP 5.3.8 (cli) (built: Aug 23 2011 15:26:44) Copyright (c) 1997-2011 The PHP Group Zend Engine v2.3.0, Copyright (c) 1998-2011 Zend Technologies

Apache httpd の設定変更時の再起動・設定反映オプションの使い方

Apache httpd には起動関連の様々なコマンドオプションがあります。 状況や目的に応じて、使い分けることが必要になると思います。

ここでは、httpd.conf などの設定変更時の再起動・設定反映時にどのようなオプションを使うべきなのか整理しておきたいと思います。

まず、コマンド自体を確認しておきます。 下記の2通りあります。ここでの起動という目的を考えた場合には、いずれを使用しても同じです。

service httpd オプション /etc/init.d/httpd オプション

ここでは、service httpd オプション で説明します。 さて、このオプションを次のようにして確認してみます。

[root ~]# service httpd 使い方: httpd {start|stop|restart|condrestart|reload|status|fullstatus|graceful|help|configtest}

ここで、再起動に関係するオプションは次の4つです。

restart condrestart reload graceful

それぞれどのような処理になるのでしょうか。

1.restart

停止処理と開始処理を連続して行います。 開始処理の際に、変更した設定が反映されます。 停止処理は、TERMシグナル(SIGTERM)を送って、プロセスを即終了します。 処理中のリクエストはすべて中止して、すべての子プロセスを終了してから、親プロセスも終了します。 その後、起動処理を行います。 親プロセスIDは変更されます。

2.condrestart

restart の処理と同じですが、Apache httpd が起動しているときだけ再起動を行います。

3.reload

HUPシグナル(SIGHUP)を送って、子プロセスを終了します。 ただし、子プロセスのみを即終了して、親プロセスは終了しません。 処理中のリクエストはすべて中止されます。 すべての子プロセスが終了したあとに、親プロセスは設定を再読み込みし、変更した設定が反映されます。

変更後の設定の反映だけを行いたい場合に使用します。

4.graceful

USR1シグナルを送って、子プロセスを終了します。 ただし、子プロセスは実行中のリクエストの処理が完了してから終了します。 すべての子プロセスが終了したあとに、親プロセスは設定を再読み込みし、変更した設定が反映されます。

実行中のリクエストの処理を中止させたくない場合に使用します。

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