sshにはSECSHの形式とOpenSSHの形式があり、それぞれ鍵の形式が異なります。
また、sshクライアントが対応する秘密鍵の形式に違いが出てきます。
秘密鍵の形式の違いは下表の通りです。
SSHの形式 | 秘密鍵ファイルの先頭 | 対応するsshクライアント |
---|---|---|
SECSH | —- BEGIN SSH2 ENCRYPTED PRIVATE KEY —- | Poderosa |
OpenSSH | —–BEGIN RSA PRIVATE KEY—– | Tera Term (TTSSH) |
このように、秘密鍵の形式が異なり、sshクライアントによって対応する形式が違うため、SECSH の形式の秘密鍵を使用して Tera Term (TTSSH) からSSHログインすることはできません。その場合には、秘密鍵の変換が必要になります。
その変換は、PuTTYgen を使用して、次のような手順で行えます。
- SECSHの秘密鍵をLoad
- [Conversions]-[Export OpenSSH key]で変換・保存
なお、変換後のファイル名には一般的に.ppk拡張子を付けます。
この変換後の秘密鍵を使用することで、Tera Term (TTSSH)からsshログインができるようになりますので、お試しください。