yumでDagリポジトリを使えるようにする

yumでCentOSのDagリポジトリを使う機会がありましたので、そのインストール方法を記載しておきます。 要領は、repo拡張子のファイルを作成して、下記の内容を書いておくだけです。拡張子が.repoであれば、ファイル名は任意のもので構いません。

[root ~]# vim /etc/yum.repos.d/dag.repo ---下記が記述内容--- [dag] name=Dag RPM Repository for Red Hat Enterprise Linux baseurl=http://apt.sw.be/redhat/el$releasever/en/$basearch/dag gpgcheck=1 gpgkey=http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt enabled=1 ---前行まで------

MuninでMySQLを監視する

Muninには、正確には Munin node ですが、数多くの監視プラグインがインストール時点で用意されています。 しかし、MySQLに関するプラグインがセットアップされませんでした。

ここでは、Munin-nodeのMySQL用の監視プラグインをセットアップする手順をまとめておきます。

なお、バージョンは Munin-node 1.4.5 です。

1./etc/munin/plugin-conf.d/munin-node の設定 [root ~]# vim /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node [mysql*] #env.mysqlopts -u someuser ↓ [mysql*] env.mysqlopts -u root -pパスワード 2.監視プラグインへのシンボリックリンク作成 [root ~]# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_bytes /etc/munin/plugins/mysql_bytes [root ~]# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_innodb /etc/munin/plugins/mysql_innodb [root ~]# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_queries /etc/munin/plugins/mysql_queries [root ~]# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_slowqueries /etc/munin/plugins/mysql_slowqueries [root ~]# ln -s 続きを読む »

Muninで監視する(Munin 1.4.5の場合)

サーバの稼働状態を監視したいと思い、sysstat/sarでデータ取得を行っていますが、sarコマンドでチェックすると言っても、数字の羅列を見るよりは次のような要件を満たす方法の方が何かと便利です。

グラフ化 自動化 Webインターフェース

これらを手軽にできるツールがMuninです。 sarの収集データをgnuplotするなどを考えていましたが、基本的に同じデータを元にするのであれば、Muninを使ってみようと思い、導入しました。

さて、前置きは別記事『Muninで監視する(Munin 1.2.5の場合)』と同じなのですが、バージョンの違いにより、インストールで作成されるディレクトリとファイルに違いがありますので、改めてまとめておきたいと思います。

実際に実行した結果、作成されるグラフ例です。これはCPU使用率を示しています。「Mon 00:00」少し前にバージョン1.2.5からバージョン1.4.5にアップデートしたために、測定できていない時間帯があります。

CPU使用率

インストール時点では、次のようなデータのグラフが生成され、Webブラウザで参照できるようになります。

localhost disk Disk usage in percent Inode usage in percent network Firewall Throughput HTTP loadtime of a page Netstat venet0 errors venet0 traffic postfix Postfix bytes throughput Postfix Mailqueue processes Fork rate Number of threads Processes Processes priority VMstat system Available entropy 続きを読む »

Muninで監視する(Munin 1.2.5の場合)

サーバの稼働状態を監視したいと思い、sysstat/sarでデータ取得を行っていますが、sarコマンドでチェックすると言っても、数字の羅列を見るよりは次のような要件を満たす方法の方が何かと便利です。

グラフ化 自動化 Webインターフェース

これらを手軽にできるツールがMuninです。 sarの収集データをgnuplotするなどを考えていましたが、基本的に同じデータを元にするのであれば、Muninを使ってみようと思い、導入しました。

実際に実行した結果、作成されるグラフ例です。これはCPU使用率を示しています。「Sat 0:00」過ぎからデータ収集を始めたので、グラフはその時点以降で描画されています。

CPU使用率

他も含めて、次のようなデータのグラフが生成され、Webブラウザで参照できるようになります。

localhost Disk Filesystem usage (in %) Inode usage (in %) Network Netstat Postfix Postfix Mailqueue Processes Fork rate Number of Processes VMstat System CPU usage Available entropy Interrupts & context switches Load average Memory usage File table usage Inode table usage Swap in/out

導入手順にクセや引っ掛かりは特別ないというのが感想ですが、

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httpヘッダー情報を確認する

httpdやWebアプリケーションの環境の設定の結果として、httpヘッダー情報を確認する必要が出てきます。 特にセキュリティ面でのチェックには欠かせません。

そのhttpヘッダー情報を確認するためには、telnetで接続する方法やWebブラウザの機能を使用するなど様々な方法がありますが、サーバのローカル環境で実行する方法として、次のようにcurlを使用する方法があります。

[root ~]# curl -I http://www.goofoo.jp/ HTTP/1.1 200 OK Date: Fri, 20 Jan 2012 08:59:59 GMT Server: Apache X-Pingback: http://www.goofoo.jp/xmlrpc.php Vary: Accept-Encoding Content-Type: text/html; charset=UTF-8