IPアドレスの変更方法

CentOS 5 における固定IPアドレスの一般的な変更方法を紹介しておきます。 1番目のネットワークインターフェースに関する設定が、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 に書かれています。

なお、ここでは、1番目のネットワークインターフェースに1つのIPアドレスを設定している場合を想定しています。

1.パラメータ変更

下記の要領で変更します。

[root ~]# vim /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 IPADDR=192.168.0.10 ←IPアドレスの指定 NETMASK=255.255.255.0 ←ネットマスクの指定 2.networkサービスの再起動 [root ~]# service network restart

ちなみに、ServersMan@VPSの環境では当てはまりませんので、ご注意下さい。 ServersMan@VPSのCentOS 64bit版では次のような構成になっています。IPアドレスは2つ使わせてもらっていますので、その場合の具体例です。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-venet0 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-venet0:0 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-venet0:1

 

CentOS のホスト名の変更

CentOS でホスト名を変更する方法は下記の通りです。

まず、/etc/sysconfig/network に HOSTNAME を設定します。

[root ~]# vim /etc/sysconfig/network ~変更前~ NETWORKING=”yes” GATEWAY=”192.0.2.1″ NETWORKING_IPV6=”yes” IPV6_DEFAULTDEV=”venet0″ ↓ ~変更後~ NETWORKING=”yes” GATEWAY=”192.0.2.1″ NETWORKING_IPV6=”yes” IPV6_DEFAULTDEV=”venet0″ HOSTNAME=[ホスト名]

ここまで実施したところで、サーバをリブートします。

[root ~]# shutdown -r now

次に、hosts ファイルを変更しておきます。

[root ~]# vim /etc/hosts ~変更前~ 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost ↓ ~変更後~ 127.0.0.1 [ホスト名] localhost.localdomain localhost ::1 [ホスト名] localhost6.localdomain6 localhost6 続きを読む »

CentOS の言語設定の変更

ServersMan@VPS のサーバを追加契約した際のサーバ構築において、必要になった作業として、言語設定があります。

言語設定の変更方法は下記の通りです。

[root ~]# vim /etc/sysconfig/i18n ~変更前~ LANG=”en_US.UTF-8″ SYSFONT=”latarcyrheb-sun16″ ↓ ~変更後~ LANG=”ja_JP.UTF-8″ SYSFONT=”latarcyrheb-sun16″

上記の変更後、下記のコマンドを実行します。

[root ~]# source /etc/sysconfig/i18n

iscsi、iscsid サービスがインストールされていた!

今になって初めて気付きました!

ntsysv の記事を書こうと思い、実行してツラーッとサービスリストを眺めてみると、iscsi と iscsid という入っているはずのないサービスがあるではありませんか。

いつ、誰が、どうして...と思い、下記の調査を実施。

/var/log/rpmpkgs の過去ログを遡って、iscsi~を探す ⇒ 2011/4/9のログにないが、2011/4/16のログに存在する。 /var/log/yum.log で下記ログメッセージを確認。Apr 09 19:33:57 Installed: iscsi-initiator-utils-6.2.0.872-6.el5.i386

この結果から、CentOS 5.6 へのアップデートでインストールされたものと判明しました。

ただし、インストールされただけで、プロセスとして実行はされていませんので、これまで気がつかなかったということのようです。 また、アップデート後の差分を確認していなかったことも気付かなかった原因だと思います。

さて、対処としては、下記の通り起動設定を「off」に変更するに止めました。

[root ~]# chkconfig iscsi off [root ~]# chkconfig iscsid off

CentOSのカーネルバージョン確認

CentOSのカーネルバージョンを確認します。 確認方法は次の通りです。

[root ~]# uname -r 2.6.18-194.26.1.el5.028stab070.14

次の方法でも確認できます。

[root ~]# cat /proc/version Linux version 2.6.18-194.26.1.el5.028stab070.14 (root@rhel5-build-x64) (gcc version 4.1.2 20080704 (Red Hat 4.1.2-46)) #1 SMP Thu Nov 18 16:34:01 MSK 2010